「悲しみを幸福に染め紅葉散る」
以前ちらっとお伝えした吉報は残念な結果に終わってしまいました。
今は悲しくて仕方がありませんが『田園発 港行き自転車』に出てきた
ジム船長の言葉に想いを馳せています。
「苦労も心配も悲しみもくることでしょうて。必ずくるものだでな―
宮殿であれ、小さな夢の家であれ、どんな家でもそれを閉め出すわけには
いきませんて。だが、あんたがたが愛と信頼をとりそろえて打向かえば、
先方に勝をとられることはないですて。
この二つを羅針盤と水先案内にすればどんな嵐も切り抜けられるですよ」
『アンの夢の家』(新潮文庫)より
愛する人たちにその日がくることを信じて祈ってます。
Photo by Mr.Sakuo
